始めに

 楽友シングルの会の「コンセプト」は中高年の卓球道場です。このコンセプトに沿って、この道場の理論的思想的な面をこの「自在流・卓球」のページで述べていくつもりです。
この内容に疑問、異論、納得いかない点がありましたら、入会希望、お問合せのページから投稿下さい。このページに掲載してみんなで議論していきましょう。

 道理の通った議論は精神すなわち「こころ」の鍛錬です。スポーツは「心技体」の一つでも低レベルであれば、他が高レベルでも、結果はその低レベルの状態になるのです。我々は往々にして「わざ」の鍛錬にかたよりがちですが、「こころ」「からだ」「わざ」をバランスよく鍛えて一つ上のレベルに到達できるようにお互いに切磋琢磨しましょう。

 我が家の宗教は曹洞宗すなわち禅宗です。自在流・卓球の思想的基盤は仏教とくに禅にあります。仏教に関しても良ければ一緒に討論、議論することは歓迎します。

 道場ですので、ただ、卓球がうまくなりたい、強くなりたい、負けたくないというだけでなく、卓球道を極めるのが目標です。何が卓球道かということですが、これはみんなで究明していきたいと思います。

 自在流・卓球は型にはまらない自由自在の卓球という意味です。自在流卓球のスタイルは基本的に「まもり」の卓球です。相手の攻撃意図を読み取り、その攻撃に適切に対処して、敵の弱点、スキを攻めます。又は返球には再攻撃されないように敵の不得意なところをつきます。そして甘い返球がきたら、即、敵の弱点を攻撃します。けっして、一本調子ややみくもに攻めません。最初から攻撃を仕掛けないのです。

 奥儀は「ため」にあります。普通は勿体をつけて奥儀はなかなか言わない、見せないのですが、敢えてわかりやすくするため奥儀を公開します。これから「ため」につては随所に出てきますので、自在流・卓球は、まず奥儀は「ため」にあることを頭の中に入れておいてください。

 こんな調子で随筆的に思ったことを書いていきます。一段落したら読み返してまとめるつもりですので、取りあえずはこのように書いていきます。

 よろしくおねがいいたします。(終)

 

2017年03月11日